渡り鳥になりたい

最初からミニマリストな理系大学院生(博士課程)の日常

睡眠薬は快眠の約束の代わりに、多大な不安感を私にもたらした

 「自分はどこでもすぐに寝落ちする人だ」そう思っていた時期もありました。秋(シュウ)です。

うつ病になってから「自分のバイアスっていろいろかかっていたんだ」と気がつくことが多くなりましたが、上記の思い込みもその1つです。

 

快眠できるかなんてその時の体調しだいじゃないですか。

眠くて眠くてしょうがない日もあれば、目が冴えて朝方まで一睡もできない日もあります。

今でもあります。

でも、総合的に判断して睡眠薬を使うことをやめました。

 

かつて秋が経験した「睡眠薬が手放せない日々」を振り返って、睡眠薬ってなんだろう?眠るってなんだろう?を考えてみたいと思います。

現在睡眠薬が手放せない方も、そうでなくても今後手放せなる日が誰にも訪れる可能性があると考えれば、参考に目を通してみてもいいかもしれません。

どうぞスクロールしてってくださいな。

 

 

思考が堂々巡りする日々の救世主に思えた睡眠薬

うつ病がひどかった時、とにかく思考がネガティブでした。

それも同じところをいったりきたり。答えなんて出るはずもなく、同じところを何度も何度もぐるぐるしていました。

「今の状況をどうにかしたい…」「でも何もできない…」「でもどうにか変えなきゃ」「でも…」「でも…」

 

体はびっくりするくらい疲れて、動くのがおっくうでだらーとしているのに、脳はなぜこうも考えたがるのでしょう。

脳も休んでくれたらこんなに辛くないのにね、っていうのすら頭の片隅で考えています。

 

「人と会話すると、このループを抜け出しやすくなる」と今の私は知っていますので、ネガティブループにハマりそうになると、周りの人とおしゃべりします。

いつも付き合ってくれる友人や恩師には頭が上がりませんね…

 

でも、当時の私は全部全部自分の中に抱え込んでいました。

無限とも思える時間の中で、ひたすら無意味な考えごとをする日々です。夜も昼もあったもんじゃありません。

なので当たり前かのように思える「眠る」という行為が全然できませんでした。

 

「眠りたい」という欲求はあります。でも脳がそんなことをさせてくれません。

「考え続けるんだ」「休んでどうするんだ」と休み続けている私に変な指令を送るのです。

 

メンタルクリニックに行った初回から、このようなことを話したので、まぁ当然かのように睡眠薬が処方されますよね。

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処方されたのは「ハルラック錠」という薬です。

「ハルシオン」といった方が有名でしょうか。成分は同じベンゾジアゼピン系の睡眠薬で、即効性のある入眠サポート薬です。

 

「眠ること」ってこんなに幸せだったんだ

薬の効き目は思った以上で、のんで10分後には寝ていたと思います。
「眠る」行為自体が久々すぎて、どんな感覚だったのかを忘れていたのでしょう。
朝、起きた時のすっきり感に、妙な感動を覚えて泣いていました。

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自然な入眠ではないです。

電子機器で例えば、普通にシャットダウンするわけではありません。強制的にコンセントから電源を抜き取るやつです。

「寝る」ってよりも「意識を失う」の方が適切な表現でしょう。

それにしても、プログラムを立ち上げすぎてオーバーショートしそうな勢いで処理していましたからね。強制シャットダウンでもシャットダウンです。再起動した時には落ち着きもします。

 

寝ている間の記憶はありませんし、夢も見ません。

でもなぜでしょう。「幸せ」って思えたんですよね。

 

ネガティブな考えごとしかできなかった日々の中、ようやくポジティブな考えが頭に浮かびました。

睡眠薬の存在救世主かのように思えました。

  

眠れない恐怖と依存する強迫と戦う

救世主ということは「すがりたくなる」ということです。

別に寝る前に飲む薬ですから、日中は持っていてもしょうがないのに、「無くしたらどうしょう」と常にポケットに入れていました。

で、ふとした拍子にごそごそとさぐって、あることを確認するとほっとするわけです。

今から思えば、なんなんですかね…

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うーん…うまく言語化できないのですけど、不安で苦しくて怖いのです。

睡眠薬を飲み始める前から「不安」や「苦しみ」はありました。

でも「恐怖」はなかったです。

 

何に怖がっていたのか私もよくわかりませんけど、「寝ることは怖い」という思いがありました。

先ほど「寝ることは幸せだ」と書いといて、なんと矛盾していることでしょう。

 

そして「睡眠薬なしでは眠れない」ということに対しても苛立ちしかなかったです。

 

これは担当医の指示ではありませんので、本当はよくないのでしょうけど、自己判断で勝手に睡眠薬やその他の薬をある日突然辞めちゃいました。

苦しくて苦しくて…まぁ薬理機構を考えれば当然なんでしょうけど…

 

実は突然、通院辞めたんですよね。

うーん、病院からしたらダメな判断でしょあけど、私は良かったと思っています。そこらへんのことはまた別に書きます。

 

で、睡眠薬は今日は一錠、明日は3/4錠、しばらくして半錠、さらに慣れたら1/4錠と、だんだん減らして、「無くても寝れる状態」に戻しました。

再度言います、全て自己判断です。

本当は宜しくないです。私だって分かってはいますし、間違ってもすすめているわけではありません。

 

別に眠れなくてもいいじゃん?走ればいいじゃん?

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 「別に眠れなくてもいいや」と開き直ったのが1つの転換点です。

そしてもう1つ、他の薬のせいか、少し他者とコミュニケーションをとるようになったせいか分かりませんけど、「体が動くようになった」のです。

だから、眠れなくて辛い時、外に飛び出して走り回ってました。

泣きながら走ってた記憶もあるので、近所からなんと思われたかは知りませんけど、まぁいいです。

 

体の方が疲れ切っていたら、それはそれでシャットダウンするかのように眠れますから。

今の私もこの方針で、なるべく昼間体を動かすよう意識してます。

通学も前は自転車のところをわざわざ徒歩に切り替えました。

そういう話に終着させたかったのですけど…話がまとまらないので、今回はここで切り上げたいと思います。

 

あとがき

メンタルヘルスのカテゴリーの記事を書くと、やっぱり思考がごちゃごちゃしていますね。

書く前はちゃんと理論立てて、やってるつもりなんですけど…

 

自分でも「まとまっていない」のは感じますけど、「今の自分の思考記録を残したい」というのもこのブログの趣旨ですので、ありのまま思ったことを書いています。

落ち着いた時に、また別に書きましょう。

ぐちゃぐちゃな文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。