渡り鳥になりたい

最初からミニマリストな理系大学院生(博士課程)の日常

これは大学院で挫折しうつ病を発症し、それでも研究者になりたくて足掻く秋の物語

【2017/7 更新】

こんにちは、秋(シュウ)です。

ブログのタイトルを "渡り鳥になりたい" から "渡り鳥になりたい研究者の卵" に変更しました。 (追記 : しっくり来なくて三日後に戻しました...)

 

それに関連して、もう少し私の自己紹介をした方が良いと思い、この記事を書いています。後半には私がブログを始めた "ホントの理由" も書いていますので、興味のある方はスクロールしてくださいな。

 

 

幼少期から研究者になりたかった

私は両親共に博士号取得、というレアな家庭で生まれました。

というより私の両親、同じ地方の出身の幼馴染なんですよ。似たような専攻をとってましたから、同じ研究室にいたこともありました。

どんだけ君たち仲良いの、と突っ込みをする傍ら、私はよく疎外感を感じていました。

まぁこれは話の本題からそれるから置いときましょう。

 

親は研究熱心でした。家にいるより研究室にいる時間の方がずっと長いですし、家でも研究関連の書類が荷物のほとんどを占めていました。(その他のモノはほんと全然無い!これぞ天然ミニマリストですね)

小さな私は構って欲しくていっぱい質問するわけですよ。

「ね、これって何?」

「何でこれってこうなの?」

日常生活の中にあることから、親の持つ難しそうな本の内容まで。

可能な限り解説してくれた親の姿勢はすごいと素直になりますし、そういうのに感化されたせいかよくは分かりませんけど、私は幼少期から研究者になりたかったです。

 

科学全般が好きで、近所にある科学博物館に行ってはおおはしゃぎしてましたっけ。

特にこのテーマに興味がある、ってよりも「自然の真理を追求する姿勢」「0から1を生み出そうとする姿勢」に惹かれていましたね。

 

大学までは "優等生" で調子にのっていた

今から思えばそんなこと全然ないんですけど、大学の学部生までの自分って順調だったんですよね。

ろくにテスト勉強しなくてもテストでは満点近く取れたし、受験期も適当にやってたけどまぁそれなりの大学に普通に入れたし、アルバイトとかサークルが楽しくて授業の予習復習は全然なのになぜか学部で成績トップとっちゃたり...

コミュ力も行動力もそこそこあったから、周りの大人からの評価は高かったんでしょうね。

 

「あ、私めっちゃできる子」「私って天才じゃん」とか "根拠のない自信" が生まれるわけですよ。

ホントあの頃の自分に言い聞かせたいです。「調子のってないてもっと真面目にやれ!」「なんでも良いから努力する経験しろ!」って。

 

私は「努力の仕方」がよく分かりません。それは今まで「何かを頑張って達成した経験」が無いから。

適当にやっても良い結果が得られてましたし、良い結果が得られないものは見てみぬふりしてました(ほら足が遅いのはしょうがないじゃん?みたいな)。

 

「自分が研究者になれる」と信じて疑わなかったです。かといってそのために特別何かをやっていたわけでもないです。

「甘い世界じゃない」ということは両親とその周りの事例でよく分かっていたんですけどね。あんなに家での必死に研究をしていた両親でさえ就職先がなかなか決まらず苦労してました。

なのに「まぁ自分は大丈夫っしょ」と思っていたわけです。ほんと調子乗ってますね。

 

特に後悔しているのは「飛び級」したこと。

一般的な4年生大学では、3年生までは講義中心で、4年生から各研究室に配属されて卒業研究します。そのまま院に進学する人もいますし、就職する人もいます。

私の所属していたところでは、「3年生後期の時点で院試を受けて、大学院に飛び入学をする」という仕組みがありました。

私は最初から博士号を取るつもりでいましたし、飛び級の資格は余裕であった(成績トップだった)から、迷いなくこの仕組みを使いました。

 

もし飛び級しなくても、どこかで私はつまづいていたでしょうけど、今ほどひどい状態にはならなかったのでは、と思っています。

大学生と大学院生、似ているようでこの2つは全然違うものです。

卒業研究の経験がなくて、いきなり院生扱いになって、今までの自分のやり方が全然通用しなくって、どんどん空回りするハメになりました。

 

うつ病発症からの1年以上の休学

大学院の1年目はまだなんとか頑張れました。成果が全然出なくても「自分は人より1年先を進んでいる」という妙な自信がありましたし、「研究生活に慣れるまでの準備期間」と思い込むことで心のバランスを保っていました。

大学2年めです、自分は本当に研究者に向いてないんじゃないか、こんなの理想の私じゃないとか、周りの同期や先輩に優秀な人が多くてそれと比べて一人焦っていました。

 

頑張りたい、けど頑張り方が分からない... 

一人空回りを続ける私にとって決定打だったのが学振でした。

学振についての記事もいずれちゃんと書こうとは思いますが、分からない方はここではまぁそういう提出書類があると思っていてください。

 

全然書けなかったです。

そりゃ、もうほぼ真っ白。

 

完成度が悪いとか説明がくどいとか、そういうレベルじゃなく、書こうと思っても手が全く動かないんです。

内容自体は指導教官と相談したからある程度はまとまっていましたし、利用する図も今まで学会等で発表したものがあるから、全くのゼロからスタートするわけじゃないんです。

でも、書けなくって。

先輩に見てもらう約束をさぼって、指導教官に添削してもらう約束もどんどん伸びて、学内の締め切りを過ぎ、ついには本締め切りも過ぎてしまい、私はどんどんあせるわけですけど、最後まで何も書けませんでした。

 

今だったら「出来ないものは出来ない」と割り切る(というか開き直る)くらいのメンタルはついたのですけど、当時の私は妙にプライドが高かったんですよね。

「自分ができないはずがない」って、強く思い込んでいましたから。

 

その前から学校には行ったり行かなかったりを繰り返していましたけど、そのことがあって、本格的に引きこもりました。

数ヶ月間、自分のアパートでカーテンを引きっぱなしで、誰にも会わない、電話やメールがあっても一切出ない、そもそも電源切ってるし、という生活をしてました。

 

もう私ってなんだろう、私の生きている意味ってあるんだろうか...

という思考ばかりが頭の中をめぐっていました。

 

「どうやったら効率良く、誰にも迷惑をかけずに死ねるかな...」という思考ばかりになった時、(効率を追求するあたり理系じゃね?笑)

「さすがにこれはヤバイ」と思い近所のメンタルクリニックに駆け込みました。

予約なんかしてませんし、予約する気力もありませんでした。

誰かに頼れる状態でもなかったです。

初診で、もう泣きながらいろいろと話しをしたように記憶してます(良くは覚えてない)。

 

そうだろうな、という自覚はあったのですけど、

やっぱりという感じで「うつ病」を診断されました。

 

「今はゆっくり休んで良い時期なんだよ」と医者は言ってましたけど、まだまだプライドが高かった時期ですからね。笑

自分がうつ病だなんて認めたくありませんし、早く学校に行きたかったのです。

 

うつ病が酷かった時のことも記事したら需要がありそうですけど、それを全部さらけ出せる程には調子が出ていないので、機会があったら書きます。

(実はちょっと今泣きながらタイピングしてます) 

 

このブログは私のリハビリのために始めた

学振の時のことがよっぽどトラウマになったからなのかは分からないですけど、私は今全然文章が書けません。

実験の報告も口頭だったらできるのに、レポートにまとめることはできません。

ゼミやらなんやら、全部事情を説明して私の番はスキップしてます。

 

学校には一応毎日行ってますが、なんにも出来ない日はほんとになんにもできません。

遅刻もしょっちゅう、早退もしょっちゅう。

 

文章を書く練習にちょうど良いものはないかな?

と思った時にブログをやろうと決意しました。

 

その時に決めたルール

1. 毎日更新する 

でもこれだけじゃ適当なものを書いてもクリアしたことになっちゃいますよね。だから追加で

2. ブログで収益を得る

そのためには質のいい文章を書く必要がありますし、収益が出ればモチベーションが上がるかなと思っています。

今のところ楽しんで書けています。アクセスも最初に想定していたよりは10倍くらいあるので更新のしがいがあって良いと思ってます。

 

そしてもう1個

3. いつかは私の体験談も全部記事にする

「誰かのためになったらいいな」というと聞こえが良いかもしれませんけど、ようは備忘録です。立ち直った未来の私が読み直してゲラゲラ笑えれば良いと思っています。

 

最初、3ステップに分けてこのサイトを進化させようと思っていました。

 

第一段階→ミニマリストや引っ越しについての記事

 書きやすいですからね。これで毎日更新する習慣がつけば良いと思っていました。自己紹介も「学生」とまでしか公表してません。

 

第二段階→理系院生の日常についての記事も追加

 ここでタイトルを "渡り鳥になりたい研究者の卵" に変更して、私の日常や考え方、理系の学部生などに役立つ記事を書きたいと思いました。

一番やりたいのは「巷にあふれるエセ科学に対する考察のあれこれ」面白そうじゃないですか?ただ記事にするのに調査が必要ですし、毎日更新するのは大変そうですから、「ブログを更新すること」に慣れてから始めようと思っていました。

 

第三段階→うつ病その他メンタルに関する記事も追加

 この頃になると復活してるといいな、との思いで「私って昔はこうだったんだよ」というのを書いてくつもりでした。

①と②が表の記事だとすれば、これは裏の記事、みたいな。

 

でも思ったんです。

「後から振り返った記事ってうそくさくない?」と笑

ネットで検索するといろいろ出て来ますよね。

「昔はこうだったけど今は立ち直ったぞ、だからみんなも大丈夫だ」みたいな。ウソは書いてないにしても体験談を良く見せようとするんじゃないですかね。

 

だから、段階的にサイトを作るのを止めます。もう全部さらけ出しちゃいます。

「後から振り返った私の体験」よりも「今のリアルな私の体験や思い」を書く方が見る側にはメリットのかなと思っています。

(書きながら涙ぐんでて、ちょっとつらいけど...)

 

だから当初はサイト立ち上げ半年を目安に、タイトル変更するつもりでしたけど、前倒しでもう変えちゃいます。

メンタル関連の記事も理系院生関連の記事も、適宜追加していきます。

宜しくお願いします。

最後までお読みいただきありがとうございました。